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お爺さんは山へ芝刈りに…

 2007-10-28
「MSLドリームマッチ」が、ジェイコブズ・フィールドから場所を変え、雫石GCにて開催された。

栄えある初代チャンピオンは、ロングホールでは必ず2オン狙い、ショートゲームでは精度の高いショットと、攻めと安定感のあるゴルフで、他を圧倒したH.N.選手。
マツ選手は、驚異的なヘッドスピードから生み出される、300ヤードを越すビックドライブを連発し、MSL二冠王の実力を、ゴルフでもいかんなく発揮した。
ミスターY選手は、グリーン奥のカラーから、20mの下りのスネークラインを見事に読みきってチップイン、この日の「ダイヤモンド・プレイ賞」を獲得した。
アロマー選手は、ソフトではなかなか出ない、グリーンモンスターに飛びこむホームラン(ゴルフ用語でOB)を連発、「俺にはこの球場は狭すぎる…」とつぶやきながらのプレイとなった。

ラウンド後、選手たちは「本当の勝負はこれから、19番ホールで決着をつけるよ!」と夜の街に消えて行った。

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MLB観戦記その4

 2007-10-26
<マリナーズ-アスレチックス第2戦>

球場見学ツアーから数時間後、またこの場所に戻ってきた。今日は、ほぼバックネット裏の内野席で観戦。現地価格は55$。ファウルゾーンが狭いため、フィールドはすぐ目の前。
最前列はフィールドにいる選手とほぼ同じ目線の高さなので、迫力がある。驚いたのが、防球ネットの小ささ。我らがMSLホーム球場と同じ位しかない。
この迫力、この開放感、ザッツ・メジャーリーグ!

開放感と引きかえに、観客席にはライナー性のファウルボールがガンガン飛んでくる。我々も当然グローブ持参で、ファウルキャッチの準備をする。見事キャッチすればヒーロー。周りの観客が祝福してくれる。
ビリー監督の指摘では「球場内のフードは片手で食べられるものが多い。食べている最中もボールが飛んでくるからね。日本のように、下を向いて弁当をつついていたら、ファウルキャッチはできないだろうね」とのこと。なるほどである。

客席には売り子さんが回ってくる。ビアタンクを背負った"ビアガール”はいないが、ピーナッツ売りのおじさんは、右手をヒョイと背中に回し、左脇の下から袋をスローイングする。客が見事キャッチすればやんやの喝采、もしキャッチできないと「リトライさせてくれ」ともう一個サービスで投げてくれる。さすがプロフェッショナル。

他には、コットンキャンディ(わたあめ)、レモネードやビール、ネーミングは忘れたがチョコがけイチゴを5個も(!)串刺しにしたデザートなど売りに来た。落花生を買った客は、殻をバリバリ捨てながら食べるので、足元がたちまちメジャーのベンチのようにゴミだらけになる。
商品の受け取りや代金の支払いは、周りの客が“バケツリレー”で協力してくれる。だから真ん中の席にいても、周りに遠慮することなく購入できるのが素晴らしい。

球場内を一周できるのも驚きだった。某県営球場みたいに、外野席は弁当も買えないのとは大違い!
みんな球場内をブラブラしながら観戦している。フードを買って、店の前のスタンドで試合を見ながらお腹を満たし、散歩がてら外野席のほうにいったり、アッパー席に昇っていったりして、空席が多ければ、勝手に座って観戦している。
だからもし自分の買った席に誰か座っていたら、あきらめないで声をかけよう。「ソーリー」と軽いノリで席を譲ってくれるハズだ。

球場内にはちょっとした遊園地もあったし、エリオット湾を眺めながらゆっくり食事を楽しめる場所もあった。飲物は持ち込み禁止だが、食べ物は持ち込みOKなので、お弁当やおにぎり持参(シアトルは日系の人が多い)で球場を訪れる人も多いとのこと。

セーフコ・フィールドのお気に入りフードは、まずはIvar's(アイヴァーズ)のクラムチャウダー。クリーミーで濃厚、スプーンを入れれば具がたっぷりとサイコーだった。
ポテトフライトにみじん切りのガーリックをたっぷりまぶした、「ガーリックフライ」も気に入った。臭い消し用にリンゴが添えられているが、強烈なガーリック臭の前には意味なしであった。
ビリー監督が通いつめ、店員ともすっかり顔見知りになったハンバーガーもお勧めである。名物の「イチロール」は、寿司ネタ…じゃなくて、あくまで“話のネタ”として一度お試しを。

今日もマリナーズはアスレチックスに4-7で負け。マリナーズは5回に同点に追いつくも、6回にメッツ時代は野茂とバッテリーを組んでいたDHマイク・ピアザの勝ちこしタイムリーを浴び、アスレチックスに連敗した。

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音楽の秋!

 2007-10-24
2002年、MSLインディアンスは深刻な資金難に陥った。そこでロドリゲス監督(当時)をはじめ首脳陣は「“INDIANS・CD”を作成して、選手達からの寄付でボール購入資金を調達する」計画を発表した。

「とにかくメジャーリーガーっぽく」て、「打席に入る時にかけたい曲」というコンセプトで、選手達自らが自分のテーマ曲をセレクトする形で、CD製作がスタート。そして同年10月に記念すべき「INDIANS・CD 2003」が完成する。

「INDIANS・CD 2003」は、インディアンスといえば欠かせない「ワイルド・シンク(映画「メジャーリーグ」の主題歌)」で幕を開け、アメリカン・ロックの王道を爆走する、スピード感あふれるアルバムとなり大好評を博した。

歴代のINDIANS・CDには、ストレートなアメリカンロックのみならず、アフリカンミュージックで独自の世界を展開するナツミ選手や、それまではタブー視されていたバラードで、世の女性達を虜にしたUcクロフォード選手の曲などが収録されており、強烈な個性がぶつかり合う、ハイクオリティなアルバムを発表し続けている。

ベースボールツールでは、ナイキならサバシア監督、ウイルソンならBCシニア選手、イーストンならロドリゲス選手といった、“イメージキャラクター”が存在するが、INDIANS・CDにも、エアロスミスならサバシア監督、ヴァン・ヘイレンならヒロミ選手、といった「アンリトゥン・ルール(暗黙のルール)」があり、毎年どの曲をセレクトしてくるかも楽しみの一つである。

そして07年10月、1年ぶり6作目となる「INDIANS・CD 2008」が発表され、関係者の間で話題となっている。
アートディレクターの顔もあわせもつ、サバシア監督が手がけたCDジャケットは、クールでポップ、思わず“ジャケ買い”してしまいそうな作品に仕上がっている。“大人の事情”で販売はできないため、まさにレアなアルバムである。

ワタシ的なお楽しみの一つは、CDを受け取って曲目リストを見る瞬間である。リストを見ながら、「うお~この曲で攻めてきたか!やられた~」などと、一人で悶絶するのである。
それから、ドキドキしながらプレーヤーにセットして「いい曲ばかりだ!」とまた悶絶。しばらくは、家でも車でも、「INDIANS・CD」がヘビーローテーションとなる。
そして年が明ければ、次回作に向けて、自分のテーマ曲探しの長い旅が始まるのだ。

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ホームランダービー!

 2007-10-21
「MSL秋季キャンプ」と称し、インディアンスvsニューヨーカーズ(メッツ+ミヤビ@ヤンキース)のオープン戦が行われた。

ゲーム間のアトラクションとして、5アウト制(=HR以外はアウト、)で、ホームランダービーを開催、結果は以下の通りとなった。(※シード選手)

(一回戦)
ヨッチ(メッツ) ○-● Ucクロフォード(インディアンス)
ワーカー(メッツ)○-● サバシア(インディアンス)

(セミファイナル)
ワーカー ○2-1● ヨッチ

(ファイナル)
※ミヤビ(ヤンキース) ○4-3● ワーカー

アロマー・コミッショナーは「5アウト制だから、HR2本が勝敗ラインだと思っていたんだけど、予想以上にハイレベルな争いになったね。今度は4チーム対抗でやってみたいね!」とコメントした。
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